デンタルケアも予防中心へ 米国にはすでに市場
歯科医院は全国7万件以上あり、コンビニより多いと言われている。歯周病など40代以上の口腔内の悩みは深刻化する今、「アンチエイジング歯科医院」が市場の一歩先を行く。
痛みが出たりしない限り、あまり行くことのない歯科。通院時は、削るなどの処置をすれば完治したとみなされ、次に不具合が起きるまでまた足が遠のく。しかし、「口の中は生活習慣と密接な関係にあります。それがもとで状態が悪化したり、逆に歯が体の病気の原因になるケースもあるので、普段から全身を診ておくことが大切です」と、アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿院長の小川朗子氏は、定期的な歯科通院の必要性を強調する。具体例として挙げるのは、口腔疾患で多い歯周病だ。
不十分なブラッシングが原因とされる歯周病は、タバコや過度のアルコール、食生活の偏りなど生活習慣も大きく影響する。歯周病が原因で、糖尿病や心血管疾患、呼吸器疾患、骨粗しょう症などへ発展する危険もはらんでいる。治療には対症療法だけでなく生活習慣の見直しが不可欠だ。
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