消費者ニーズは「機能」から「心」へ
高度成長やバブルという経済的な高揚期と、バブル崩壊、リーマンショックという低迷期を短期間で体験した日本の消費者のニーズは、どのように変化してきたのだろうか。
日本のコンシューマー市場の特長として、まずひとつは、日本の消費者の品質、機能に対する評価やこだわりが世界的に稀なほど厳しいと言われていることが挙げられる。実は、この品質、機能への評価の厳しさ、こだわりこそが、日本の市場にとって外資系企業のメーカーや小売業への参入障壁として有利に作用した。一方でブランド志向が高く、流行に乗りやすく、移り気であり、店舗や商品に常に目新しさ、多様な商品バリエーションを求め、ちょっとしたキズでもクレームが発生する。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り84%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。