日本の洋上風力発電のメッカは鹿島湾
風力発電の適地として知られる鹿島港では、ウィンド・パワーと丸紅による洋上風力発電の事業化が進められている。国内初の取組みであり、日本の洋上風力発電開発のパイロットケースとして、大きな注目を集めている。
茨城県東部には190㎞の長大な海岸線が伸び、地域一帯は風況が確保できることから、風力発電の適地として注目を集めている。特に鹿島臨海工業地帯周辺の神栖市の海岸線には、ウィンド・パワーグループ(小松崎都市開発)を筆頭に漁協や市民などにより建設された34基の風車が林立し、総出力が5万5100kWにのぼる(2012年2月現在)。
中でも注目されるのが、日本ではまだ少ない洋上風力発電所、「ウィンド・パワーかみす」である。護岸から40mの海域に出力2MWの風車が7基建ち、さらに第2弾として8基の風車が今年3月に稼働する予定だ。
アジア最大の洋上風力発電を事業化
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