CYBERDYNE 英自治体の介護施設にアシスト装置導入の大型契約締結

CYBERDYNEは、2021年9月6日、英国ハンプシャー州議会から、同州内の介護施設に対する「HAL腰タイプ 介護・自立支援用」(HAL腰タイプ)の長期大型契約を受注し、正式に契約を締結したと発表した。ハンプシャー州の介護施設では2018年から、介護者の作業を支援し、身体の負担を軽減するため、HAL腰タイプの実用性を検討していた。

HAL腰タイプは、重量物を持ったときに、腰部にかかる負荷を低減することで、腰痛を引き起こすリスクを減らすアシスト装置だ。試験導入の結果、介護者の負担軽減効果や、けがのリスク低減効果などが確認されたことから、ハンプシャー州議会はHAL腰タイプ127台について、5年間のレンタル契約を締結することを決めた。契約金額は5億円。まずは2021年10月に30台のHAL腰タイプの利用を開始し、段階的に増やしていく。

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