サトー 「社会を支える自動認識技術」の小学生向け体験イベントを開催

株式会社サトーは、港区立みなと科学館および公益社団法人発明推進協会と共同で、小学生向け体験型イベント「フィールドトリップ 企業で発見!SATOで体験!くらしを支える最先端技術」を、2026年1月6日に港区のサトー本社にて開催した。

本イベントは、特許庁事業「知財エコシステムの多様性拡大に資するイノベーター育成に関する調査研究」の一環として、地域内ネットワークを活かした若年層への創造性育成を目的とした取り組み。サトーの事業の中核であるRFIDをはじめとする自動認識技術を題材に、子どもたちが「社会を支える技術」と「ものづくり」の役割について、体験を通じて学ぶ機会を提供した。

文理選択前の子どもたちに対して創造性を育み、科学技術への興味を喚起するとともに、将来「発明を創造するイノベーター」として活躍する人材を育成するという課題に対し、地域内ネットワークを活かした新たな創造性育成の仕組みづくりが求められている。そこで、地域に根差した科学教育の拠点である「港区立みなと科学館」、知的財産の普及を担う「発明推進協会」と、国内外で数多くの特許技術を保有するサトーが連携して開催した。

当日は、公募で集まった小学生とその保護者(計55名)が参加し、くらしを支える技術に触れながら、RFIDを使った仕事の疑似体験や実際の活用事例を通じて、科学技術への理解を深めるプログラムを実施した。まず、私たちの生活に欠かせないラベルやバーコードの役割や、電波を用いて情報を読み書きするRFIDの原理を科学的な視点から解説。その上で、RFIDの読み取り体験、ハンドラベラーを使った値付けや値引きラベルの貼り付け体験、リストバンドを用いた3点認証の体験などを行った。参加者はこれらを通じて、RFID技術のスピードや、認証技術による安心・安全を守る仕組みなどを体験的に学習した。

参加した子どもたちからは、「見えない電波を使って一瞬で物を数えられるのがすごかった」「自分でラベルを貼るのが楽しかった」といった声が寄せられ、技術や発明への関心を高める機会となった。

サトーでは、次世代育成を見据えた教育支援活動を継続的に展開。外部機関とも連携して子どもたちが科学に触れる体験型の学習機会を提供し、「発明」や「ものづくり」への興味と探究につながる学びを推進している。今回のイベントを、知的財産を生み出す「発明」や「ものづくり」の面白さを子どもたちに伝える機会の一つと位置付け、今後も、地域社会や教育機関、関連団体との連携を通じて学習機会を継続的に提供し、社会全体の次世代育成と持続可能な社会の発展に寄与していく。