自分で育てたじゃがいもで調理実習 カルビーの「農×食育」授業が始動
(※本記事は「食品新聞」に2025年7月6日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

袋でじゃがいもを育てて収穫しポテトチップスに調理する——。
子どもたちに原料のじゃがいもからポテトチップスになるまでのストーリーを伝える農育と食育を兼ねた新・教育プログラムが、7月3日、東京都の世田谷区立中里小学校(中里小)で集大成を迎えた。
同プログラムは、「カルビーポテトチップス」が今年で発売50周年を迎えるにあたり、カルビー・カルビーポテト・プロトリーフの3社の社員が約5カ月にわたって検討を重ねて共同開発したもの。
カルビーグループとしては初の試みとなり、中里小と大阪府の大阪市立豊崎小学校の2校をトライアル校に指定した。
3月、袋で育てるじゃがいもの土「ポテトバッグ」に栽培用種芋の「ぽろしり」を植えるところからスタートし、中里小では栽培は校舎脇で行われた。水やりは休み時間を利用し、当番制ではなく児童が自主的に行ったという。

この日は、収穫と調理の運びとなり、体育館には「ポテトバッグ」が24袋(1袋12L)置かれ、約40人の6年生がハサミで袋を割き一心に土をかき分けて収穫を体験した。
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