測量技術をコアに70余年 技術サービスで実現する持続可能な社会

1947年の創業以来、航空写真測量をベースとした「はかる技術」をコアに、持続可能で強靭な国土の構築と質の高いインフラ整備の一翼を担ってきた国際航業。70余年の歴史におけるターニングポイントや同社のコアバリュー、今後の成長戦略など、社長の土方聡氏に聞く。

国際航業による、都市の3Dモデルのイメージ

事業の枠を乗り越えて始まった
空間情報コンサルティング

創業以来70余年、航空写真測量からより高度な空間データの取得へと技術を進化させ、公共インフラ整備を主体とした行政支援、防災・減災対策、気候変動対策などの事業を展開してきた国際航業。国土開発の基盤となる地理空間のデータ作成、行政サービスで利活用する地理空間情報の整備とGIS(Geographic Information System)の構築に始まり、鉄道・道路網整備、都市計画を含む建設コンサルティング、地質・地盤や海洋・沿岸の調査、防災・減災、環境・エネルギーなどの分野へと事業範囲を広げてきた。

データ取得、解析・分析、利活用の「空間情報技術」とインフラの計画・設計などを手掛ける「建設コンサルティング」を両輪に成長を続けてきた同社。現在の姿になった1つの転換期となったのが2000年頃だという。

「当時、それぞれ独立した事業だった空間情報技術と建設コンサルティングを融合しようという試みが行われました。現在の国際航業の特徴である『空間情報コンサルティング』のベースができたのがこの頃です」。

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