G7広島サミット 広島ビジョンで核軍縮を発信

ロシアのウクライナ侵略により核兵器使用のリスクがかつてなく高まっている中、広島でG7サミットが開催された。平和都市として復興した広島から、ウクライナ支援での団結と核軍縮の方針を明確に打ち出した。

2023年5月19~21日、広島市でG7広島サミットが開催された。日本でG7サミットが開催されるのは2016年の伊勢志摩サミット以来、7年ぶりとなる。関係閣僚会合も、4月15日、16日のG7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合を皮切りに、長野県軽井沢町での外務大臣会合、岡山県倉敷市での労働雇用大臣会合、宮崎市での労働雇用大臣会合、群馬県高崎市でのデジタル・技術大臣会合、仙台市での科学技術大臣会合、富山市・金沢市での教育大臣会合、長崎市での保健大臣会合と、全国各地で開催された。

G7サミット閉幕後も、6月には三重県の伊勢志摩で交通大臣会合が、栃木県日光市で男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が、また7月には東京都での司法大臣会合と、高松市での都市大臣会合が予定されている。10月には大阪府堺市で貿易大臣会合が、12月には水戸で内務・安全担当大臣会合が開催されることになった。

大量破壊兵器のリスク高まる中
被爆地広島でサミット開催の意義

G7+ウクライナによるセッション。当初オンラインで参加予定だったゼレンスキー大統領も来日

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