佐賀県のSSP構想 SAGAアリーナを核に新たな価値を創造

2018年から「SAGAスポーツピラミッド構想」を推進し、スポーツのチカラを活かした地域づくりを進める佐賀県。構想実現のための中核施設が、新時代の多目的施設「SAGAアリーナ」を含む「SAGAサンライズパーク」だ。同県の未来構想を、佐賀県SAGA2024・SSP推進局局長の宮原耕史氏に聞いた。

佐賀県SAGA2024・SSP推進局局長 宮原耕史氏

SAGAアリーナで
前例のないスポーツ大会を

1946年から「国体」の愛称で知られていた「国民体育大会」が、2024年から「国民スポーツ大会(国スポ)」へと名称を変える。初めての開催地となる佐賀県では、「SAGA2024 国スポ・全障スポ」(以下、SAGA2024)の開催を機に、その先の佐賀の未来を見据えて、メイン会場となる「SAGAアリーナ」を含む「SAGAサンライズパーク」の整備を進めてきた。

「SAGAアリーナ」のメインアリーナ。観客席は約8400席

「国体は70年以上の歴史ある大会ですが、社会も暮らしも大きく変わるなか、今のこの時代にふさわしいカタチに変えることで、もっと、人々の心を掴むことができるのではないかと思っています。 “体育”から“スポーツ”へと変わる今こそ、スポーツのチカラを届けられる前例のない大会にしようと、オール佐賀で徹底的に様々な仕掛けを施すことにしました」と語るのは、佐賀県SAGA2024・SSP推進局で局長を務める宮原耕史氏だ。

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