次の100年へ向け変革の時を迎えた井関農機 農業DXで農家に貢献

1926年の創立以来、農業機械の総合専業メーカーとして、農業の効率化、省力化に貢献してきた井関農機。2025年の100周年へ向け、中期経営計画(2021~2025)を策定。「変革」をキーワードに次の100年へ向けた礎を築く。冨安社長に、同社の歴史や今後の展望について聞いた。

冨安 司郎(井関農機 代表取締役社長執行役員)

農業の省力化で経済発展に寄与

1926年、「農家を過酷な労働から解放したい」という創業者の想いのもと創立した井関農機。全自動籾摺機の開発をはじめ、1966年に世界初の自脱型コンバイン、1971年に後傾苗タンク式歩行田植機と、数々の先進的な農業機械を、他に先駆けて開発してきた。

井関農機の可変施肥田植機は、苗を植える土壌の状態をリアルタイムで把握し、施肥量を調整する。稲の育ちすぎによる倒伏を抑制できる

当時の日本は高度経済成長期。農業の機械化により農村部から都市部への労働人口の移動が可能になった。1960年代、10アールあたり174時間だった稲作労働時間は、農業機械の普及で、現在では7分の1にまで短縮されている。同社社長の冨安司郎氏は、自社の歴史について「農業機械の専業メーカーとして農家に寄り添い、農業の近代化に貢献することで、農業の省力化・効率化=日本の経済発展に寄与してきました」と話す。

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