脱炭素先行地域・石狩市 「再エネの地産地消」で企業誘致

2022年に脱炭素先行地域に選定された石狩市。北海道を代表する産業拠点・石狩湾新港地域における脱炭素化に注力し、地域の再エネを活用できる複合産業エリア「REゾーン」の形成などに取り組んでいる。市の担当者が事業コンセプトを語った。

石狩市は札幌市に隣接する人口約5万8000人の自治体だ。小樽市と石狩市にまたがる石狩湾新港は、1972年から始まった石狩湾新港地域開発により多様な産業が集積しており、開発面積3022ヘクタール、立地企業760社、人口2万人と道央圏の物流・産業拠点として発展している。

堂屋 敷誠 石狩市企画経済部 企業連携推進課 課長
(※役職は講演当時)

石狩市は札幌市に隣接する人口約5万8000人の自治体だ。小樽市と石狩市にまたがる石狩湾新港は、1972年から始まった石狩湾新港地域開発により多様な産業が集積しており、開発面積3022ヘクタール、立地企業760社、人口2万人と道央圏の物流・産業拠点として発展している。

「石狩湾新港地域には流通関連企業が多く集積していますが、近年はデータセンターや再生可能エネルギーの発電所が立地し始めており、工業団地としては他の地域と趣の異なる発展となっています」と、石狩市企画経済部企業連携推進課課長の堂屋敷誠氏は石狩湾新港の特徴について語る。

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