スペシャリティファーマの強みを基盤に 予防から予後までのカバーを目指す

あすか製薬ホールディングス。医療用医薬品から、ヘルスケア市場全体をカバーするトータルヘルスケアカンパニーを目指すあすか製薬ホールディングス。現在の中期経営計画は今年が最終年度となる。次の一手へ向けた種まきを続ける同社の戦略を、6月に就任した新社長に聞く。

山口 惣大(あすか製薬ホールディングス 代表取締役社長)

スペシャリティファーマとしての
ポジションを築く

1920年に創業者の山口八十八氏が帝国社臓器薬研究所を創立し、動物の臓器から医薬品を生み出すという独自の発想でホルモン製剤の研究・開発・製造・販売を開始したのがあすか製薬ホールディングスのルーツだ。以来100余年、ホルモン製剤を中心に、特に内科(消化器・甲状腺)、産婦人科、泌尿器科を重点領域とし、スペシャリティファーマとして成長してきた。

2005年に帝国臓器製薬とグレラン製薬が合併し、医療医薬品事業を展開するあすか製薬が発足。その後、2008年に検査事業に特化したあすか製薬メディカルを設立。さらに、アニマルヘルス事業を分社化し2013年にはあすかアニマルヘルスが誕生した。

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