年間300万人を集客し北海道のシンボルに 北海道ボールパークFビレッジ

北海道北広島市に2023年3月に開業した「北海道ボールパークFビレッジ」は、年間来場者目標300万人を突破。北海道のシンボルとなる新しい街をどうデザインしたかを、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 事業統轄本部 企画統括部の小林兼統括部長に伺った。

文・矢島進二(日本デザイン振興会 常務理事)

「Fビレッジ」が約32ヘクタールの敷地全体名で、球場名が「エスコンフィールドHOKKAIDO」

北海道の人気観光地は、旭川動物園、登別温泉、円山動物園が来場者100万人を超えるスポットであるが、「北海道ボールパークFビレッジ(以下、Fビレッジ)」は初年度300万人という大きな目標を掲げて始動した。外構整備とスタジアムに600億円をかけ、約35,000人収容する日本初の開閉式屋根付き天然芝球場を建設。

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