大阪・関西万博でフィールドワーク 未来社会への視座を深める

大阪・関西万博で
未来社会への視座を深める

2025年8月4日、プロジェクト研究「Future Lab. Kizugawa」の研究員が、大阪・関西万博会場でフィールドワークを実施した。BLUE OCEAN DOME、ウーマンズパビリオン、大阪ヘルスケアパビリオンなど、未来社会の多様なテーマを扱う展示を訪問。担当教員の小宮信彦特任教授が解説しながら、展示の意図や社会実装への可能性について理解を深めた。

参加した研究員からは、「暗い話題の多い世の中で、未来に希望が持てる場所だった」「万博は"未来に向けた実験の場"だと改めて実感した」といった声があった。万博の明るく活気ある場にエネルギーをもらい、魅力的な空間設計からも多くの気づきを得ることができた。

今回のフィールドワークから得られた知見は、大きく4つに整理される。第一に、テーマの伝え方ひとつで社会課題も明るく前向きに捉えてもらえること。第二に、多様な立場の人々との共創の重要性。第三に、感動体験が行動変容や地域活性につながる可能性。そして第四に、一人ひとりの受け取り方を尊重した柔軟な企画設計の必要性である。

「こうした地域の盛り上がりが、木津川市にも広がっていけばうれしい」という研究員の言葉が示すように、万博という「実験の場」で多くの気づきを得た。

本プロジェクト研究は、参加する研究員が木津川市の地域活性に寄与する事業構想を練り上げていく。今回のフィールドワークの気づきを各自のアイデアに落とし込みながら、構想を深め、木津川市の地域を考える事業構想を描くことが期待される。

プロジェクト研究「Future Lab. Kizugawa」の研究員が、大阪・関西万博会場にてフィールドワーク実施した。(担当教員:小宮信彦 特任教授)

地域の魅力を共に創る
富士見町にて第3期開講

長野県富士見町、トヨタ車体、事業構想大学院大学による産官学連携プロジェクト研究が、2025年7月16日、第3期をスタートさせた。「富士見町 地域の魅力共創プロジェクト研究」と題した今期は、地域の潜在的な魅力を掘り起こし、新たな価値として創造することを目指す。

本プロジェクト研究は、2023年に、富士見町、トヨタ車体、事業構想大学院大学の三者で富士見町域の課題解決に向けた連携協定を結んだことから発足。第1期「住み続けられる福祉のまちプロジェクト研究」、第2期「住み続けられるまちプロジェクト研究」と、一貫して地域の持続可能性をテーマに展開してきた。第3期となる今回は、これまでの研究成果を踏まえ、より積極的に地域の魅力を創出・発信する段階へと進化している。

研究員は、トヨタ車体の社員と富士見町職員で構成され、異なる視点と専門性を活かしながら、2026年3月まで事業構想研究を深めていく。初回研究会には富士見町の名取重治前町長も出席し、「産官学それぞれの強みを活かした魅力的な事業構想に期待している」と研究員を激励した。

地域の魅力は、外部から与えられるものではなく、地域に根ざした人々が主体的に創り出すもの。産官学の多様なステークホルダーが「共に創る」プロセスこそが、持続可能な地域づくりの鍵となるだろう。

今後約8カ月間の研究活動を通じて、富士見町の新たな魅力がどのように構想され、具体化されていくのか。地域創生のモデルケースとして、その成果が注目される。

長野県富士見町にて、プロジェクト研究の第3期が開講した。

 

プロジェクト研究

プロジェクト研究は、事業構想大学院大学 修士課程のカリキュラムのエッセンスを活かし、研究参加者の新たな事業構想と事業計画構築を行う1年間の研究会です。

担当教授が1年間を通じて、多彩なゲストを招きつつコーディネートとファシリテーションを行い、研究員の知見を高めながら推進していきます。

プロジェクト研究 概要

研究会:定例研究会(1回4時間、隔週24回開催、共同研究会年6回)等

形式:テーマ型/一社型

目的:新規事業、既存事業の再構築、地域活性などの構想・構想計画構築

定員:10〜15名

主担当教員:事業経験豊富な実務家教員

事業構想セミナー・説明会

セミナー、プロジェクト研究の説明会を実施しています。

9/4(木)13:30-14:30 オンライン
「成長の源泉は、社会を巻き込む構想力にあり。
―ボールパーク構想に学ぶ、社会価値の実装」

9/11(木)17:15-19:00 大阪校
「“新生・NTT西日本”への挑戦
―組織づくりの事例に学ぶ、企業変革の本質」

9/18(木)13:30-14:30 オンライン
「自律型人材の育成で、変化に強い組織をつくる。
―事業戦略・人材戦略の連動が成功の鍵」

詳細・申込は事業構想大学院大学公式ホームページより