独自の技術力をさらに磨き トレックスブランドをさらに高める
半導体のなかでも電源IC(電子機器の電力を管理・制御するための集積回路)に特化した専門集団として成長を遂げてきたトレックス・セミコンダクター(トレックス)。2025年に30周年を迎える同社は、次世代のパワー半導体開発やエンジニア育成に注力し、持続可能な成長を目指している。
小型化と高効率化の両立が必須の携帯電子機器向けの部品を供給している。写真は超小型USPパッケージ
超小型で低消費電力
エネルギー効率を突き詰める
木村 岳史(トレックス・セミコンダクター 代表取締役社長)
トレックス・セミコンダクターは、電源ICに特化したアナログCMOS(半導体回路構造)のプロフェッショナル集団として、パワーマネージメントと言われる領域でビジネスを展開してきた企業だ。同社社長の木村岳史氏は、「アナログの半導体技術を突き詰めるには、蓄積されたノウハウと時間が必要です。長期的な目線で、いかに設計・技術のエンジニアを育てていくかが、将来の事業成長にとって大きな要素となるというのが、創業時からの基本的な考え方です」と説明する。
専業メーカーならではのノウハウと技術力を活かし、絶え間なく小型・軽量化する電子機器の開発ニーズにいち早く対応。独自の超小型パッケージ技術により、消費者の目には直接触れないものの、現代の人々の生活を支える製品を開発してきた。
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