安心・安全なICT社会へ ソフトウエアの品質向上を全方位でサポート
ソフトウエア品質向上の専門企業として、デジタル・ICT社会の進展とともに成長してきたバルテスグループ。20年にわたる実績と独自のノウハウを武器に、デジタル化が加速する社会の安心・安全を支える。教育プログラムや自動化ツールを駆使し、生産性向上と品質向上の両立を実現させようとしている。

田中 真史
(バルテス・ホールディングス 代表取締役会長)
デジタル社会を支える
ソフトウエア品質向上の専門集団
家電製品からパソコン、スマートフォン、大規模な基幹システムまで、デジタル製品・サービスにはソフトウエアが必要になる。設計通りの機能を発揮させるため、製造元は発売前には厳しいチェックを実施する。バルテスは、2004年、このようなソフトウエアのテストを専門に実施する会社としてスタートした企業だ。その後、2008年のリーマン・ショックをのり越え順調に成長し、2019年5月に令和に入って1社目となるマザーズ(現・グロース市場)上場を実現。2023年10月にホールディングス化し、現在グループ規模は8社。2024年3月期の売上高は100億円を突破している。
同社会長兼社長の田中真史氏は、バルテスを創業する前は大阪でソフトウエアの開発会社を15年ほど経営していた。「ソフトウエアの品質における課題解決に向け、専門特化した品質のプロ集団を作ろうと、バルテスを立ち上げました。専門人材の育成にもいちからチャレンジし、現在に至ります」と話す。ソフトウエアテストサービス事業を中心に、ソフトウエアの設計・検証から、品質向上ソリューションの提供、ソフトウエアテストに関する教育まで、開発の全工程で品質向上をサポートする。特に、上流工程における品質コンサルティングや体系的なテストエンジニア教育プログラムを持つことが強みの1つ。
プログラミングやシステム開発に関わる教育カリキュラムは世の中に多くあるが、相対的品質を向上させるためのカリキュラムは、あまり出ていない。
「当社では、20年の歴史において、ソフトウエア品質に専門特化した教育カリキュラムを独自に開発してきました。それを、社内で展開すると同時に、顧客や品質に課題を抱えている企業にも提供していくことで、より安心・安全なICT社会の実現に貢献していきたいと考えています」。
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