料理動画が大ヒットのリンクロノヴァ SNS活用で「絆と縁の交差点」を目指す

仙台市に本社を置く建築・設備工事会社のリンクロノヴァ。同社社長の出演動画を配信する「ながの社長のハッピーチャンネル」はTikTokで89万人、YouTubeで82万人の登録者を有し、10億回の再生を記録する大人気チャンネルだ。なぜ畑違いの動画配信に力を注ぐのか、その狙いとヒットの秘密を聞いた。

建築・設備会社が配信する
料理動画がSNSで大人気

SNSで、部下が社長の目の前で勝手に料理をしている動画を配信する「ながの社長のハッピーチャンネル」が、今話題になっている。動画では、社長が社長室のデスクでパソコンに向かって仕事をしているところに、部下が目の前で勝手においしそうな料理をつくり始め、社長を煽り立てる。動画の初めの方では、社長が「ここは会社だよ。なに料理つくっているんだよ」と注意しているものの、美味しそうな料理のにおいにつられて、つい目の前の料理に手を出し、「うまい」と絶叫してしまうという構成だ。社長と部下というシチュエーションでありながら、先輩と後輩、あるいはボケとツッコミのような関係性でテンポよく軽妙にトークが進む。

長野氏の出演動画を配信している「ながの社長のハッピーチャンネル」。
TikTokで89万人のフォロワー、You Tubeで82万人の登録者を有している

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