技術を強みに安全・防災へ価値を提供 「社会をより良く」する構想が基盤
1936年の創業以来、プラスチックによる高度な機能部品の開発を通じて日本の基幹産業を支えてきたスターライト工業。10年後の創業100周年という節目に向けて、培ってきた「技術開発型のモノづくり」に、社会課題の解決を起点とした「コトづくり」を融合させる取り組みを加速させている。
西郷 隆志(スターライト工業 代表取締役社長)
1936年に創業、樹脂部品で
重化学工業を支え基盤を築く
スターライト工業は、フェノール樹脂による独自の摺動(しゅうどう)材料(摩擦を抑えてスムーズに滑らせる材料)を開発する企業として1936年に創業した。現在は、すべる・とめる・まもる技術とサービスの「トライボロジー」、自動車の安全解析・エンジニアリングによる機能提案の「モビリティソリューションズ」、くらしの安心安全へ価値提供する「セーフティ・ライフサポート」の3つを融合させた事業を展開している。
そのルーツは、代表取締役社長・西郷隆志氏の曾祖父、松村善蔵氏が創業した旧丸善石油(コスモ石油の前身の1つ)にある。「曾祖父は石油事業を多角化する過程で、フェノール樹脂を扱うベンチャー集団と出会い、傘下に入れました。その組織が独立した法人となり、当社が設立されたのです」と西郷氏は話す。
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