奥野製薬工業 「妄想をカタチに。」 世界のものづくりをカガクで支える

2025年で創業120周年を迎える奥野製薬工業。表面処理・無機材料・食品を事業の3本柱に、技術開発型企業として世の中の「あったらいいな」を化学の力で実現してきた。製造業の未来の姿を先取りした新工場「iCUBE」では、環境負荷低減や生産性向上にも注力している。

無機材料部門の製品の1つ、各種金属向けに開発した高耐食性ハードコート。自動車や建材、家電製品など幅広い用途に適用可能

家族的経営と心理的安全性が軸
社員の希望に基づく異動も

「ほんとうに愛される製品をつくり、みんなに愛される人になれ」を社是に、技術開発型の企業として、先端産業のニーズに応えるべく挑戦を続けてきた奥野製薬工業。2024年5月に社長に就任した奥野直希氏は、小学校の教師を務めた後、2009年に同社へ入社。

奥野 直希(奥野製薬工業 代表取締役社長)

オクノインターナショナル(米国)の立ち上げに取り組み、執行役員、取締役、副社長を経て代表取締役社長となった。

「年初には、家族的経営と心理的安全性を軸に、社員を大切にするアットホームな企業でありながら、事業においては、全社一丸となって盛り立てていく会社でありたいと発信しました」と同氏は話す。

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