次世代ビジネスの創出へ 部門を飛び越えた課題解決の発想を

機械部品から自動化システムまで、グローバルにビジネス展開する椿本チエイン。新事業提案制度「T-Startup」をスタートし、新事業開発センターを設置した。既存事業に捉われない新たな領域への挑戦を後押しする。

2030年を見据えた挑戦を

「長期ビジョン2030」で「社会課題の解決に貢献する企業グループ」を掲げ、「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」の3つを、貢献すべき領域に設定する椿本チエイン。

椿本チエインではこれまで、各事業部門、本社部門、開発部門に新事業企画のチームが分散していた。それらのチームを集約し、2023年4月に設置したのが新事業開発センターだ。

「これまでの新事業企画は、各事業部門が担当する新商品開発に近いものが圧倒的に多かった。そうではなく、事業部門を飛び越えた発想で事業を開発していくというのが、新事業開発センター新設の狙いです」とセンター長(上席執行役員)の丹山太氏はいう。

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