GALYEA 分散型自律組織DAOで地域活性化を目指す

群馬県で2024年9月、地域活性化を目指すコミュニティ「GALYEA(ガレア)」が発足した。ブロックチェーン技術を活用した新しい組織形態であるDAO(分散型自律組織)を採用し、意思決定にメンバー全員が参加するフラットなコミュニティで、地域における様々な課題の解決を目指す。

GALYEAを運営する群馬地域活性化団体かんますべー代表の大和隆生氏(写真右)と、
ローカルハーモニー代表取締役の鈴木雄祐氏

地域課題の解決に貢献した
参加者にリワードを提供

GALYEA(ガレア)は、参加者一人ひとりが群馬県の地域課題に取り組むことを目的とし、貢献度に応じて報酬(リワード)を提供するDAOを基盤としたコミュニティとして発足した。設立したのは、群馬地域活性化団体「かんますべー」代表の大和隆生氏と、ローカルハーモニー代表取締役やキャリアモデル開発センター前橋センター長も務める、前橋観光コンベンション協会職員の鈴木雄祐氏だ。

大和氏は東京生まれ、東京育ちで、早稲田大学在学中に群馬県出身の先輩と親しくなったことなどから、次第に群馬県が好きになったという。2013年の大学卒業後は東京の企業に就職したが、その後は群馬県出身の女性と結婚し、群馬県に移住することにした。

「群馬県は楽しいところで、山に囲まれた景色や温泉、畑やおいしい野菜が買える直売所など、東京にはあまりないものが溢れています。他方で地元の方々と交流する中、地域には様々な課題があると知り、その解決に貢献したいと思いました。そしてオンラインで、誰でも気軽に参加できるコミュニティを作ることにしました」(大和氏)

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