2021年6月号
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地方創生の新機軸

サテライトオフィスを続々誘致 老舗旅館の「おもてなし環境」

小原 嘉元(和多屋別荘代表取締役)

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佐賀県嬉野市の老舗温泉旅館「和多屋別荘」はコロナ禍による宿泊者の減少を受けて、新規事業として客室へのサテライトオフィス誘致事業に着手。4月には新たに4社の入居が決まるなど好評だ。小原嘉元代表が描く構想とは。

4月の企業進出協定式の模様。後列左から和多屋別荘の小原嘉元代表、山口祥義佐賀県知事、村上大祐嬉野市長、イノベーションパートナーズの本田晋一郎代表。前列は立地企業代表者ら。

温泉旅館に5社が「立地」

佐賀県嬉野市で2021年4月、東京に本社を置く4社との企業進出協定が締結された。驚くべきは、これら企業が立地する場所はオフィスビルや工業団地ではなく、嬉野温泉の老舗旅館「和多屋別荘」の客室であるということだ。

嬉野温泉は江戸時代から宿場町として発展し、「日本三大美肌の湯」の一つとしても有名だ。和多屋別荘は2万坪の広大な敷地に、眼下に嬉野川を望む客室や露天風呂付き客室、黒川紀章氏設計のタワー棟など、約120室の客室を設けており、国内外の宿泊客から高い人気を誇ってきた。

和多屋別荘はコロナ禍で宿泊需要が落ち込む中、webプロモーション事業を手掛けるイノベーションパートナーズ(東京都)と連携し、サテライトオフィスやワーケーションの誘致事業に進出した。2020年3月に第一号としてイノベーションパートナーズが旅館内の客室をオフィスに改装し、サテライトオフィスを設置。今回の進出企業を含め、合計5社が旅館内にオフィスを構えることになる。

嬉野温泉の老舗旅館「和多屋別荘」は4月、新たに東京の企業4社のサテライトオフィスを誘致した

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