2020年2月号
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変革への挑戦

スギホールディングス 「健康管理から看取りまで」目指す

杉浦 昭子(スギホールディングス 相談役、杉浦記念財団 理事長、スギメディカル 代表取締役社長)

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地域医療対応型ドラッグストアの運営を核に訪問看護・在宅医療支援をはじめとするトータルヘルスケアを展開し、“一人ひとりの幸福、あらゆる人々の幸福”を理念に掲げる。地域の“かかりつけ薬局”として“健康管理から看取りまで”を目指す事業の現在とは。

杉浦 昭子(スギホールディングス 相談役、杉浦記念財団 理事長、スギメディカル 代表取締役社長)

16坪の小さな店がスタート

現在、中部・関西・関東・北陸に約1300店舗を展開するスギホールディングス。その始まりは1976年、愛知県西尾市の畑の一角ではじめた1号店。スギホールディングス相談役の杉浦昭子氏は、岐阜薬科大学時代に夫で現在代表取締役会長の杉浦広一氏と出会い、卒業と同時に薬局を開業した。

1号店の外観

アメリカで発展したドラッグストア。遅れること約30年、日本にもドラッグストアが普及しだした。

「我々も、アメリカに事業を見に行き、それを日本に広げていきました。1号店は畑の真ん中に作った16坪の小さな店。これが、主人と二人三脚で事業を始めたスタートです」(杉浦氏)。

現在、日本にドラッグストアは約2万、調剤薬局は約5万8000で、コンビニの数ほどある。市場は2018年度で7兆円、食品や日用品も取り込んで、今後10兆円規模になるかと見込まれる。薬のネット販売も解禁され、競争は日増しに激しくなっている。

こうした状況の中、スギホールディングスでは創業以来常に“一人ひとりの幸福、あらゆる人々の幸福”という理念を大切にしてきた。

「常に1人ひとりのお客さまに真剣に向き合うことを大切にしてきました。スタッフには“これは売れています”という売り方をしないことを徹底しています。売れているかどうかではなく、目の前のお客さまに合っているかどうか、必要かどうかで、お客さまのためになると思ったものしか勧めないようにしています」(杉浦氏)。

地域のドラッグストアの一番の役割は相談を受けること。スギホールディングスでは、薬剤師はもちろん、管理栄養士、ビューティアドバイザーなど多種の専門家を配置し、トータルな相談を受けられるよう社員育成に注力する。

「最近は介護相談も増えており、一部の店では介護用レンタル商品を扱っており、介護相談社員の育成にも力を入れています。こうした取組みをすることで、地域の方々の信頼を勝ち取り、長く愛されるドラッグストアになることが重要です」(杉浦氏)。

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