2019年9月号
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SDGs×イノベーション

ジャパンSDGsアワード受賞 パートナーシップで新事業創出

大川 哲郎(大川印刷 代表取締役社長)

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第2回「ジャパンSDGsアワード」で「SDGsパートナーシップ賞」を受賞。「事業目的は社会課題の解決。印刷は目的を達する手段の一つです」と語る大川社長。長年にわたり続けてきたCSRやSDGs達成のための取り組みとは何か。

大川 哲郎(大川印刷 代表取締役社長)

まずは、経営者がぶれない意識を

2018年12月、SDGs達成に向け優れた取り組みを行う企業や団体を表彰する第2回「ジャパンSDGsアワード」で、横浜市の大川印刷が「SDGsパートナーシップ賞」を受賞した。「印刷業と言えば、情報をより多くの方に正確に伝えることが原点ですが、私たちの企業目的はその先にある社会の課題解決。その目的を達成するための手段の一つを印刷と捉え、2002年頃から活動してきました」と話すのは、大川哲郎代表取締役社長である。

15年近い取り組みの中で、「大切なのは、経営者のぶれない意識。そして、従業員がどれだけ理解して取り組んでくれるか」と大川社長。時間と手間がかかっても、それらを欠いては何も進まない。大川印刷では、約9年前から従業員全員参加型のワークショップを開催し、社会課題解決を目指した経営計画を立ててきた。

2019年度SDGs経営計画策定・ワークショップの模様

とはいえ、一気に従業員の意識が向上したわけではない。CSRを積極的に推進していた3~4年前、従業員に「本業である印刷が忙しいのにCSRに取り組む時間はない」と言われたという。「私たちがやっている業務がCSRそのものなのだと、この時はまだ従業員が理解できていなかったということです。例えば私たちは、人体に悪影響を及ぼす石油系溶剤などの削減に取り組み、もう少しで0%を達成します。また、お客様の名刺を印刷させていただくにしても、例えば赤い羽根募金付きの名刺なら、お客様による社会貢献になる。私たちの仕事は、モノづくりの前にコトづくりであると、ぶれずに説明できるようにしています」と大川社長は言う。

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