数字で見る香川県 交通アクセス改善、芸術祭で伸びる観光客数

近畿と四国・九州を結ぶ交通の要衝で、古くから商業や造船業が盛んだった香川県。全都道府県中最も小さい県だが、うどんや金刀比羅宮、瀬戸内海の島々と、楽しみが詰まっている。2019年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭の開催年でもあり、多くの観光客を迎える準備が進む。

県外観光客入込数の推移

阪神・淡路大震災のあった1995年を底に、香川県を訪問する観光客数は増加している。瀬戸大橋、明石大橋の開通により、本土の大都市圏との距離はぐっと縮まった。

出典:平成29年香川県観光動態調査報告

 

香川県の農・畜産業

降水量が少ないため、干ばつの影響を受けにくい畜産が盛ん。近畿地方の大消費地に各種の野菜を供給しているほか、温暖な気候を生かし、ブドウやかんきつ類、キウイなども栽培されている。

農業産出額の推移

出典:農林水産省 生産農業所得統計

 

農業産出額の割合(2016年)

出典:農林水産省 生産農業所得統計

 

香川県の産業構成

香川県は冷凍食品の産地で、約30社が県内に本社を持つ。讃岐うどんの伝統を受け継ぐ製麺業も盛んだ。造船業の集積も維持しており、今治造船、四国ドック、川崎重工業坂出工場など多数が操業している。

付加価値構成比(2012年)

※円グラフは構成比上位5産業を表示 出典:経済産業省 香川県の地域経済分析

 


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