SNSで情報拡散 位置情報を組み合わせて誘客・送客につなげる

大野元嗣 シスコシステムズ デジタルトランスフォーメーション事業部リテール・ホスピタリティ担当部長

米シスコシステムズは、コンピューターネットワーク機器の企業として知られている。最近は、スマートシティに関連したプロジェクトを世界25カ国で展開、ICTを用いたまちづくりをリードしている。

同社デジタルトランスフォーメーション事業部リテール・ホスピタリティ担当部長の大野元嗣氏は、グローバル企業の視点から、インバウンド誘客・送客に有効なインターネット活用について語った。「外国人観光客は、SNSで情報収集しています。承認欲求を満たすため、撮影した写真はすぐに本国の友達に見せたいのです」と大野氏は話した。

このため必要になるのが、写真と位置情報とを紐づけたアップロードを可能にするFree Wi-Fiだ。観光地が大容量で高速、誰でも使えるWi-Fiを用意しておけば、Facebookでのチェックインや、写真をその場でアップできるようになる。現地の情報がネット上で共有・拡散・検索され、Wi-Fi位置情報からの動線分析でサイネージ効果測定も可能となる等、今後の誘客・送客施策を考える上で重要なデータを入手できるのもメリットといえる。

 

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