2019年2月号
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構想を実現する戦略広報

NHKから密着取材も 地方企業ならではのメディア接点の作り方

下村 豪徳(笑農和 代表取締役)

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下村 豪徳(笑農和 代表取締役)

笑農和(富山県滑川市)は、「IT農業を通じて笑顔の人の和を創り社会に貢献する」を理念に、コメ農家向けのスマート水田サービス「paditch(パディッチ)」の開発・運営などを行っている会社です。地域の企業なのでメディアとの接点が少なく、全国的な認知度も低いため、まずはステークホルダーに「信用されること」を目的に広報活動をしています。

「paditch」は、ローンチから1年以上が経ち、現在は全国で約100台導入していただいています。「農業×IT」は近年伸びている分野なので、最近ではメディアからの問い合わせが増え、月に2~3本は取材が入るようになりました。 それに連動して事業も成長しています。今回は、そこに至るまでの背景をお話ししたいと思います。

用水路に取り付けた「paditch」。五穀豊穣への感謝の想いを込めて、古くからの慣習に基づいてしめ縄の柄を入れている

私が笑農和を立ち上げたのは2013年。元々は富山県の大手IT会社でプログラマーやシステムエンジニアとして働いていたのですが、実家が農家ということもあり、少子高齢化などの農業にまつわる課題をITの力で解決したい、という想いで独立しました。

そこで私が開発したのが、スマホやPCなどを使い、遠隔操作で水門の開閉を行うことができるシステム「paditch」。ウェブ上で水位や時間を設定すると自動で水門が開閉される仕組みで、水量不足などの異常値を計測した場合でも、スマートフォンなどで遠隔地から操作できるようになっています。人手が必要だった水位調整をIT化することで作業が効率化できるほか、台風など見回りが困難な状況でも安全に管理できるメリットもあります。

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