2019年2月号

AIエンジニアの育成

2カ月でAIエンジニアを養成 社内SEを成長させる3つのポイント

月刊事業構想 編集部

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AI(人工知能)は、あらゆるビジネス・実務領域で、今後活用が見込まれていると言っても過言ではない。短期間でAIをビジネスに使えるエンジニアを育成するポイントを解説する。

AI技術の革新により、今まで考えられなかった業務上の課題の解決や生産性向上・効率化の可能性が顕在化してきた。いわゆる、「第4次産業革命」が起こっている。このような状況を踏まえ、各企業においてAI技術を業務で利活用できる人材の増強が急務となっている。

しかし、AIは企業の生産性向上、業務効率化を推進する技術として期待がかかる一方で、AIを利活用できる「ニューカラー」の確保、および育成は深刻な課題となっている。経済産業省は、「AIやIoTなどを担う先端IT人材が2020年に4万8000人不足する」との見通しを公表している。

AIエンジニアに必要な資質

AIエンジニアに求められるスキルレベルを、技術力、企画力の2軸で分析すると、AIエンジニア必要なのは、圧倒的に技術力である。技術力の中身をもう少し詳しく述べるならば、「AI技術に関する全般的な知識を持ち、様々なビジネス上の課題に対して、その解決手段の提案や実際に開発を行う」技術力である。では、このような技術力を身に着けるには、どうすればいいのだろうか。

読者の中には、AI技術を身に着けること=Python(AIで使われるプログラミング言語)でプログラミングできることだけで良い、と考えている方がいるかもしれない。実際、そのように思われている方が多いと、セミナーを開催すると感じる。しかし、プログラミング言語を一つ以上マスターしているエンジニア、あるいはプログラミング経験があるという方であれば、Pythonを習得するための入門書を購入するなどして、独学でもPythonを身に着けることは可能だ。単にプログラミング言語の習得だけであれば、わざわざ、高額な費用を払い、時間をかけて専門教育を受ける必要はない。

重要な資質は、単なるプログラミングスキルを身に着けることではなく、多様なビジネス・実務上の課題を、AIを用いて解決する「クリエイティビティ」である。社会の業種業態は多様であるし、ましてや同業であったとしても企業や製品・サービス、地域ごとに課題は異なっていることは日常茶飯事であり、しかも刻々と状況は変化する。そうであるならば、小手先の対症療法的な解法を覚えるのではなく、次々に発生する多様な課題の本質を分析・見極め、AI技術を用いて解決していく力を身に着けるべきである。

養成の3つのポイント

では、上記で示したようなビジネスや実務に使える高度なAI技術を身に着けるために、大切なポイントはなにだろうか。以下に示すが、このポイントを押さえれば、2ヶ月ほどの短期間で、ビジネスに使える相当なAI技術力を身に着けることが可能となる。

それは、第1に「課題解決力・開発力」、第2に「専門力・分析力」、第3に「伝達・コミュニケーション力」である。概略を下記の表にまとめたので、是非、参照してほしい。なお、事業構想大学院大学が主催するAIエンジニア講座の説明会では、その内容を解説しているので、是非、お越しいただきたい。

AIエンジニア養成の3つのポイント

 

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