ローカル局がCVC ベンチャーとの共創でテレビ局は強くなる

名古屋テレビ放送が2017年4月、コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)を設立。ローカル局がベンチャーに投資する狙いは何か。名古屋テレビ・ベンチャーズの秦代表は、「スピード」や「前例無視」の文化を根付かせるべく、ベンチャーとの共創を進める。

秦 直道(名古屋テレビ・ベンチャーズ 代表、名古屋テレビ放送 取締役)

名古屋テレビ・ベンチャーズは、名古屋テレビ放送が2017年4月に設立したCVCだ。ローカル局がCVCを設立した背景について、代表の秦直道氏は、放送業界の変化を挙げる。

「デジタルシフトと言われるように、近年、環境が様変わりしています。メ~テレ(名古屋テレビ放送)もインターネット関連の事業を強化する必要がありますが、現状ではまだ知見やノウハウが乏しい。そこでまず、CVCを設立し、ベンチャーとの接点をつくることにしたのです」

自社で投資を手掛けることで、ベンチャーから学び、人材育成につなげることも期待できる。

「変化への近道は、積極的に新しいことをしている人から刺激を受けること。もちろん、投資によるリターンも重要ですが、私たちが目指しているのは、その先にあるオープンイノベーションです。自分たちだけでは不可能なことを、他の力を借りてでも実現する。それができる人材や社風といったものを、メ~テレに根付かせることが目標です」

ベンチャーとの接点を持つことで、人同士の交流もできる。場合によっては、投資先のベンチャーに社員が出向するなどして、経験を積むことも考えられる。

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