学生起業で国内最大級サービスを創出 成長する会社は何が違う?

学生起業家でも国内最大級のサービスをつくり出せる。その一例が、買取価格比較サイト『ヒカカク!』だ。麻生輝明氏(ジラフ社長)が一橋大学商学部に在学中、2014年に立ち上げた『ヒカカク!』は今、月間利用者数が200万人を超えるサービスに育っている。

麻生 輝明(ジラフ 代表取締役社長)

『ヒカカク!』は、90万点以上の商品について買取業者の査定額を比較できるサイトだ。その成長要因について、ジラフの麻生輝明社長は「当初、競合らしい競合がいなかったこと。また、多くの人がインターネットでモノを買うだけでなく、『売る』という流れにうまく乗れたことが大きいと思います」と分析する。

インターネットで便利にモノを買えるようになった一方で、「モノを売る」ための情報は断片的で整理されていなかった。麻生社長は、そこに目を付けたのである。

『ヒカカク!』以前の時期、同様のサービスが育たなかった背景には、業界特有の難しさもあった。

「買取業者は、買取価格の情報をあまり開示していませんでした。お客さんは実店舗に行って初めて買取価格を知り、そこで安い価格を提示され納得していなくても、『せっかく来たから』と売ってしまうのが普通だったんです。でも、2014年頃から宅配買取サービスを提供する会社が出てきて、価格表も公開されるようになりました。『ヒカカク!』は、その変化を捉えたんです」

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