2018年6月号
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構想を実現する戦略広報

クラフトビールで13年連続増益 心を掴む個性的なPRの秘訣

井手 直行(ヤッホーブルーイング 代表取締役社長)

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井手 直行(ヤッホーブルーイング 代表取締役社長)

ヤッホーブルーイングのPR施策の裏には、10年かけてつくり上げてきた「個性のある社風」とそれに共感してくれる社員たちの企画力があります。我が社のビールはパッケージも味もひとクセあるものばかりですが、そんな製品の熱狂的なファンである「知的な変わり者」の社員が考える商品企画やキャンペーンだからこそ、メディアの方にも注目され消費者の心も掴むことができるのだと思います。

社内改革で個性ある社風を醸成

ヤッホーブルーイングは1996年に星野リゾートのグループ会社として設立。1997年にクラフトビールとしては初の缶ビール「よなよなエール」を発売しました。当初は数々の賞を受賞し、地ビールブームにも乗って売れ行きは好調でしたが、2000年ごろから低迷期に突入。その後ネット販売で再び持ち直したものの、おおよそ半数の従業員が去ってしまい社内の空気は重いままでした。

そんな中、前社長からバトンを受け継いだ私がまず取り組んだのは、笑顔が消えた職場を再び活性化させるためのチームビルディング。特に力を入れたのは、コミュニケーションの量と質を増やすための施策でした。

当時始めた取り組みで、今でも続いているのが「あえて仕事の話をしない朝礼」です。雑談をすることで、他の従業員の性格を理解することができ、議論もしやすくなります。また、役職や年齢の違いを気にせずフラットに意見が言えるように、従業員全員がニックネームで呼び合う制度も取り入れています。私は元々EC店舗の店長をしていたので「てんちょ」なんですよ。

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