Peach Aviation 価格ではなく「価値創造」で勝負

急増する訪日観光客を中心に普及したLCC。日系LCCの中でいち早く黒字化を果たし、業界をリードするPeach Aviation(以下、Peach)は、柔軟なマーケティング力と新しいサービス・事業を開発するクリエイティブ力を武器に、日本の航空史上最速のスピードで事業を拡大している。

森井 理博(Peach Aviation 執行役員 営業統括本部長 事業構想大学院大学 客員教授)

Peachは2012年3月に関西空港を拠点として運航を開始し、今年で就航6周年を迎えました。現在20の機体を保有し、国内線15路線、国際線14路線を就航。1日あたり最大100便、1万3千人以上のお客様に搭乗いただいております。

Peachが4年連続の増収増益となるなど、躍進している理由のひとつに大阪に本社を構え、関西空港を拠点としていることがあります。関西空港を拠点にすることによって、大阪経済界のバックアップを得られ、様々なサポートを得られたことも大きいと思っています。さらに、実利主義を重視する大阪人の本音ビジネスにPeachらしいユニークなサービスで、キチンと応えてきたことも業績向上につながったひとつの要因であると考えています。

今年で就航6周年を迎えた Peachは、1日あたり最大100便、1万3千人以上が利用している

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