テクノロジー×アートで地域をデザイン 産学連携の最前線

岐阜県の県立大学が、地域と連携し、そこにあるものへ感性、テクノロジー、アートをいかした新しい価値を生んでいる。地域でどのようなイノベーションが生まれているのか話を聞いた。

情報科学芸術大学院大学(IAMAS)では、先端技術や科学と芸術的な表現を融合して、新しいものを生み出している

金山 智子(情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター長・教授)

2001年に開学した情報科学芸術大学院大学(以下、IAMAS)は、2010年に附置機関として産業文化研究センターを設置した。同センターの役割は、地域とともにイノベーションの創造に挑戦すること。さらに、その導入や普及を模索しながら「産業文化」を分かりやすく提示して、クリエイティブ・コミュニティの構築を目指すことだ。センター長を務めるIAMAS教授の金山智子氏は、自身に課せられた役割をこう分析する。

「IAMASは理念として、先端技術や科学といったものと、芸術的な表現を融合して、新しいものを生むという理念を持った学校です。テクノロジーとアートが融合したものは、ビジネスの世界だけを見てもすでにたくさんありますが、これからさらに領域を増やしていく時期でもあります。私は、メディアのコミュニケーションを基本として、コミュニティなどの研究をしていましたから、IAMASでは特に、地域との連携が役割だと考えました」

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