オフィスBGMの新提案 音が変われば「働き方」が変わる
『タッチ』の南ちゃんでおなじみの声優、日髙のりこさんが「ノー残業」の呼びかけ――。今、BGMによる生産性向上、メンタルヘルスの効果が注目されている。USENは独自にエビデンスを蓄積、オフィスへの導入を右肩上がりで伸ばしている。
2015年12月、厚生労働省によりストレスチェックの実施が義務化された。そして現在、長時間労働の抑制、残業減を主とした「働き方改革」が進められている。
職場環境の改善が急務となる中で、今、右肩上がりで導入を増やしているのが、USENが提供するオフィス向け音楽放送サービス「Sound Design for OFFICE」(以下SDO)だ。「集中力向上」「リラックス」「リフレッシュ」「気づき」の4つの機能別にBGMを揃え、94チャンネルから選べるようになっている。
USENは、有線放送サービスの企業だ。有線放送というと、飲食店や美容室などで使われているイメージが強いが、なぜオフィスでの導入が増えているのか。
USEN法人営業統括部統括部長、山下一成氏は「オフィス向けBGM事業には、2010年頃から取り組んできました」と語る。
「しかし、当時は『オフィスに有線放送を入れませんか?』と提案しても、関心を示さない企業がほとんど。オフィス向けに普及を進めることができたのは、従来のチャネルとは異なる切り口でアプローチしたことが大きいと思います」
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