ヤフー社員の挑戦 町一体でマーケティング、地域のファン拡大

ゆるやかな丘陵地が広がり、「日本で最も美しい村」連合にも加盟する北海道美瑛町。同町で地域おこし企業人として、ITを活用した観光振興に取り組む佐竹氏は、「地方には、『域外』をマーケットとする経営者が不足している」と語る。

美瑛町は「丘のまち」として知られ、年間170万人の観光客が訪れる。その美瑛町において、佐竹氏は新たな観光マーケティングを仕掛けている

北海道のほぼ中央に位置する美瑛町。東京23区がおさまるほどの面積のうち、70%以上が山林、約15%が畑地で、美しい景観が観光資源となっている。

そんな美瑛町に、ヤフーは2012年、廃校を活用して研修所を設置。それを契機に連携協定を結び、2016年10月には「地域おこし企業人」としてヤフー社員を町に派遣している。

白羽の矢が立てられたのは、公私にわたり数々の地域プロジェクトに携わってきた佐竹正範氏だ。

「ヤフーでは、広報やブランド・マーケティング、社会貢献活動を担当し、直近では『ご当地eコマース』のプロジェクトマネージャーとして、全国の自治体と協力しながらITを活用した地方創生に携わってきました。また、プライベートでもさまざまな地域活性に取り組んでいます」

現在は、火曜から金曜までの4日間は美瑛町で仕事をし、土日は東京の家族のもとへ。月曜は「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」実行委員会の幹事長として内閣府の会議に出席した後、再び美瑛町に戻るという生活をしている。派遣期間は3年間。出向という形で、給与は町から支払われている。

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