2017年7月号
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健康ビジネスに商機あり

狙うは睡眠改善 「体内時計」は未開拓のマーケット

谷本 潤哉(O:Founder/CEO)

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ウェアラブルデバイスとアプリが連携した、睡眠改善のコーチングサービスを提供するO:。睡眠を科学し、医学的根拠に基づくサービスを実現することで、企業への導入を進める。目指すのは、多くの人に、自分だけの時間(=体内時計)を取り戻すきっかけを与えることだ。

谷本 潤哉(O:Founder/CEO)

実は「1日24時間」というのは自然の摂理で決まったことでなく、人工的な概念にすぎない。人間にとって時間とは、1日24時間のサイクルのほかに、各人にとって個別の生体リズムである「体内時計」がある。

忙しい毎日を送り、多くの人が睡眠に関する悩みを抱える中で、体内時計を活用した睡眠改善サービスで注目を集めているスタートアップが、O:(オー)だ。

睡眠障害による損失は5兆円?

O:は2016年12月に設立され、2017年4月、三菱総合研究所とともに睡眠コーチングサービス『O:』の実証実験を開始した。

『O:』は、センサーを内蔵したリストバンド型デバイスを腕につけ、就寝時間、起床時間などの必要な情報を算出。デバイスと連携したアプリで各ユーザーの理想的な体内時計を算出し、不眠症に対する認知行動療法「CBT-i」を基にコーチングし、睡眠改善のためのセルフケアを促す。

日本国内で睡眠に問題を抱えている人は約2000万人とも言われており、睡眠導入剤の服用者は500万人とされている。睡眠の課題解決には、大きなマーケットがある。

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