2017年6月号
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地域活性化のカギは市民の「自分事化」にあり

「環境施策」で地域活性化を叶える町

月刊事業構想 編集部

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環境問題への施策をただそれだけで終わらせず地域活性化に繋げている町がある。岡山県津山市だ。その裏側は「地方役場がここまでやるのか」という最先端の取り組みが満載だった。

岡山県北部に、津山市という都市がある。桜の名所でもある津山城が有名で、自然豊かな美しい街だ。人口は、103,746人(平成27年)。県内では岡山市、倉敷市に続く人口を有する。しかし、この規模の都市であっても、他の地方都市の例にもれず、緊切な課題は人口減少だ。「津山市の人口は、平成7年の113,617人をピークに減少しています。市の人口将来推計によれば50年後には5万人を切る見込みです」と、話すのは津山市の低炭素都市推進室長の飯田早苗氏。

津山市では、環境への施策でも地域活性化を強く意識しており、そのユニークな取り組みが全国から注目を浴びている。「低炭素都市つやま」をコンセプトに、複数の事業を精力的に推進。とはいえ、どのようにして環境施策で地域活性化を図っているのか。津山市の独自の環境施策事業をそれぞれ紹介していく。

飯田早苗(津山市低炭素都市推進室長)(平成29年3月時点)

超小型モビリティ

「低炭素都市つやま」のシンボルとも言えるのが、超小型モビリティのコムスだ。コムスは、家庭用の電源で充電できる一人乗り電気自動車。走行中のCO2排出がゼロで環境性能が優れているだけでなく、車検代や重量税も不要で車両維持費も安い。津山市では平成26年に26台もの大量のコムスを導入。飯田氏は、コムスを初めて見た時に「津山の街づくりに活かせる車だ」と思ったという。「優れた環境性能や経済性だけでなく、小型のため、狭い道でも走行が楽なのです。津山は城下町で狭い道が多いので、ぴったりな車だと思いました」。

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