2017年5月号
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AI時代のビジネスモデル

保育現場に革命を起こす ユニファの「保育×AI」戦略

土岐泰之(ユニファ代表取締役)

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世界初の保育園児見守りロボットや園内写真業務の全自動化アプリなど、保育士の負担軽減や、保育の質向上に繋がるサービスを展開するユニファ。AIを活用した安全・健康見守りシステムも開発中で、世界展開も視野に入れる。

世界初の保育園児見守りロボット『MEEBO』。将来的に、様々なスマート機器やアプリと連携する保育AIとしての機能を持たせる

待機児童の解消に向けて保育園の新設が続くなかで、保育士の不足が深刻だ。厚生労働省は、2017年度末には保育士が6.5万人不足すると予測している。一方、園児が保育園に滞在する時間が長くなり、保護者から保育園への、園児の安心・安全の確保を求める声は高まっている。保育士の責任と仕事量は増え続け、現場の疲弊は深刻だ。

こうした課題に対して、IoTやAIといった最先端のテクノロジーを駆使し、保育士事務の自動化や園児見守りなどのサービスを提供しているのが、2013年創業のユニファだ。代表取締役の土岐泰之氏は「保育業界にデジタル革命を起こしたい」と目標を語る。

1300園の「現場」と繋がる

ユニファの最初の製品が、園内写真業務の全自動化サービス『るくみー』だ。保育園・幼稚園では、保育士が園児の写真を撮影し、保護者に提供(販売)することが当たり前になっている。しかし、カメラで撮った写真をパソコンに取り込み、クラス別や園児別に仕分けをするデータ整理作業は、保育士にとって大変な手間になっていた。

『るくみー』は、スマホやタブレットの専用アプリで撮った写真を自動的にアップし、さらに仕分けもしてくれる。さらに業界初の顔認証機能も搭載、保護者は我が子の写真を登録すれば、マッチした写真を一覧表示してそのまま簡単に購入できる。

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