美容、外出支援、就労機会提供など 領域広げる「保険外サービス」

高齢者の生きがい創出や課題・負担軽減を目指した、公的介護保険外サービスが現在さまざまな領域で生まれている。独自の資格制度を設けてサービス品質向上や認知拡大を図るなど、事業者は市場開拓のために知恵を絞っている。

要介護者の旅行を専門のトラベルヘルパーがサポートする、SPIあ・える倶楽部の介護ツーリズム

厚生労働省が2016年にまとめた保険外サービス活用ガイドブック(地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集)では、図のように、アクティブシニアから要介護度の高い人を対象とした様々なサービス事例を紹介している。

高齢者の楽しみや生きがいの創出を目指したサービスとしては就労機会提供、旅行、趣味、運動、美容などが存在する。一方、家事・買い物などの生活支援や見守り、住まいや地域コミュニティの構築など、高齢者の抱える課題・負担の解消を目指したものも多い。

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