2016年11月号
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健康ビジネスに商機あり

「絶望」の経験が生んだ排泄予知 巨額の資金調達で世界も視野

中西 敦士(トリプル・ダブリュー・ジャパン 代表取締役)

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まだ試作段階のシステムを求めて、世界20ヵ国超から問い合わせが届く。そのシステムとは、世界初の排泄を予知するウェアラブル機器『DFree』。事業化を進める中西敦士氏は、自身の失敗から「尿漏れ・便漏れゼロ社会」を掲げる。

『DFree』は、専用テープやベルト型装着補助具を使って下腹部に装着。体に影響がない超音波を利用し、「現在、○○%溜まっています。○○分後にトイレの時間がきます」など、排尿、排便のタイミングを予測する

「資金調達の担当者には、あまり公言するなと言われているのですが......」トリプル・ダブリュー・ジャパン代表の中西敦士氏は、笑いながら続けた。

「うんこ、漏らしちゃったんです。29歳の時に。ズボンも汚れて、絶望的でした」2013年9月、アメリカ留学中に起きた残念すぎる失敗だった。しかしこの経験が、ありそうでなかった、世界初の排泄を予知する機器『DFree』のアイデアにつながる。

「漏らさないための方法をいろいろ考えたのですが、最低限、予知できればいいなと。ちょうどその時、ベンチャーキャピタルでインターンをしていて、他にも20~30個、ビジネスのアイデアはあったんですが、排泄予知システムの話をしたら、会社の人にも、有名なスタートアップの社長にも『それは面白い!』と言われて、起業を決めました」

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