「トリップアドバイザー」徹底活用法 小規模な宿にもチャンス
多くの外国人旅行者が参考にする口コミサイト『トリップアドバイザー』。外国人の集客を強化したい宿泊施設にとっては、その対策が不可欠となっている。インバウンド戦略のスペシャリストが、同サイトの上手な活用法を解説する。

世界最大級の規模を誇る宿泊施設・飲食店・観光施設の口コミサイト『トリップアドバイザー』。欧米を中心に、外国人旅行者に絶大な影響力を持つ
いまや世界を旅する人たちも、口コミサイトを利用している。その中でも、世界最大級の規模を誇り、欧米を中心に巨大な影響力を持つのが、世界45ヵ国で利用される『トリップアドバイザー』だ。
世界で月間ユニークユーザー数は3億7500万人、登録されている宿泊施設、飲食店、観光名所は520万件以上、掲載される口コミ情報は2億5000万件以上にのぼる。日本でも、宿泊施設・約3万件、飲食店・約38万件、観光名所・約3万件の情報がある。
「好むと好まざるとにかかわらず、宿泊施設・飲食店にとって無視できないサイトになっています。外国人をターゲットに口コミサイト対策をするなら、まずは『トリップアドバイザー』に力を注ぐべきです」と語るのは、インバウンド(訪日外国人)に特化し、宿泊施設などへのコンサルティングを行っている「インバウンドにっぽん」の代表・小野秀一郎氏だ。

小野秀一郎(インバウンドにっぽん 代表取締役)
遠慮せずに口コミ投稿を依頼
口コミサイトへの対応とは、どのようなことか。
「お客様のレビューを見て、どんなことが書かれているかをチェックします。そして投稿に対する感謝の一言だけでもいいので、早めに返信すべきです」
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