人を大切にする会社は利益もあがる 地方創生の優良事例にも
東日本大震災からの復興やデフレ経済の脱却に向け、「人を幸せにする経営」とは何か問われている。経済や働く人に、本当の活力を生み出す企業に注目が集まる。
3月20日東京都内で「第5回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」(主催:人を大切にする経営学会)の表彰式が開催された。そこから見えてくる企業のあるべき姿とは何か。
同賞の実行委員長である清成忠男事業構想大学院大学学長は、社会構造の変化と企業の関係について次のように語る。
「現在は、まさに時代の転換点である。人口減少社会となり、高齢者だけでなく、サラリーマンのなかでも格差が急速に拡大している。日本はグローバルにみて、相対的に人件費が高い。その影響で、コストカットのためにいわゆるブラック企業といわれる企業がでてきている。しかし、人件費のコスト削減にはおのずから限界がある。付加価値の高い仕事をしない限り生き残りは難しい。一方、付加価値の高い仕事をするためには、社員の自発的な課題発見・解決能力が必要である。人を大切にしない会社では、そうした人材は育たない」
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