兵庫県・井戸知事の構想 ナノテク・先端医療から新産業を創造
阪神・淡路大震災から20年を迎える兵庫県。この間、ナノテクノロジーや先端医療産業の集積に成果を出し、安全・安心な県土づくりも進んでいる。多様性あふれる県、兵庫の今後の戦略について、井戸敏三知事に聞いた。
多様性こそが兵庫の宝
―兵庫県の地域資源の潜在力や可能性について、知事はどのように見ていますか。
兵庫は日本のほぼ中心に位置し、日本標準時子午線(東経135度)が通過しています。古来、兵庫県は摂津、播磨、但馬、丹波、淡路の5つの国から構成され、北は日本海、南は瀬戸内海と太平洋の3つの大海原に面しています。
その広大な県土に、世界との活発な交流が展開される都市部と、阪神・播磨の臨海地域に広がる全国有数の工業地帯、豊かな自然や地域独自の歴史文化に恵まれた多自然地域が共存しています。このように多様な地域に多彩な魅力が存在する兵庫は、「日本の縮図」と言われています。
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