「正確な予測」が実現する未来へ

あらゆる自然災害を対象に、防災の観点から、最先端の研究開発を進める防災科学技術研究所。気象庁や全国の大学にデータを提供するなど、日本の防災研究の中核を担う。

岡田義光 防災科学技術研究所理事長

東日本大震災以降も、ゲリラ豪雨や台風、竜巻、今冬の大雪など日本全国でさまざまな自然災害が頻発している。こういった地震、津波、水害、土砂災害、雪害などの自然災害全般に対して、防災の観点から最先端の研究開発を行っているのが防災科学技術研究所だ。

同研究所の設立は、1959年にさかのぼる。死者5000人を出した伊勢湾台風の惨事を受けて、科学的研究によって防災体制を整えるために、1963年、前身の国立防災科学技術センターが設立された。その後、01年に独立行政法人となり、現在に至る。

現在では、「観測予測研究領域」として地震・火山防災研究ユニット、水・土砂防水研究ユニット、雪氷防災研究センター、「減災実験研究領域」として兵庫耐震工学研究センター、「社会防災システム研究領域」として災害リスク研究ユニット、アウトリーチ・国際研究推進センターの3セクション・6グループに分かれて活動している。

全国1900ヵ所で地震観測 

なかでも大きな役割を担っているのが、「観測予測研究領域」の3グループだ。

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