2014年2月号
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地域未来構想 愛知県

半島を席巻する「知多娘。」

大久保智規(エンド・ゴール理事長)

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「ゆるキャラ」を用いて地域活性を図る自治体が増す昨今。愛知県の知多半島エリアでは、「萌えキャラ」を地域のPR等に積極登用し、多くの成果を上げ話題となっている。

観光PRの側面がピックアップされがちだが、本来は若者の就業支援のために生まれたキャラクター

酢や酒などの醸造業で江戸時代から繁栄してきた愛知県・半田市。それらを海運するために整備された運河沿いに、蔵が立ち並ぶ風景は訪れる多くの観光客の心を惹きつけている。

そんな趣深いイメージの街に、突如として現れる美少女キャラクターのポスターに思わず目を丸くしてしまう。仕掛け人はこの半田の街に本拠地を構えるNPO法人エンド・ゴールである。

「知多娘。」、台湾にも進出

台湾で行われたイベントは大盛況。現地のファンは熱狂的で、振り付けやコールも完璧だったという

「知多娘。」は知多みるく、常滑セラ、南知多マリナなど、総勢16(2013年12月現在)のご当地キャラクターのユニット。それぞれが知多半島の地名を名前に冠しており、地域のPRに一役買っている。昨今はメディア露出も多く、企業や行政とのタイアップなど多種多様な派生を見せている。

日本酒など特産品のラベルにキャラクターのイラストを描くといったコラボは序の口で、歴史ある寺院のお守りにもこれらキャラクターが登場するのだから驚かされる。まさに“地域ぐるみ”という表現が適切である。

また、2013年10月に台湾で行われた声優によるライブも大盛況であり、中部国際空港(在・常滑市)を擁する地域だけに、コアなファンの来訪など直接的な効果を見込める状況だ。

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