2013年12月号
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地域未来構想 静岡県

静岡から世界レベルの舞台芸術を

静岡県舞台芸術センター

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静岡県舞台芸術センター(Shizuoka Performing Arts Center : SPAC)は、専用の劇団と劇場を持つ日本初の公立文化事業集団。設立から15年、世界レベルの舞台芸術を、静岡から発信し続ける。

「マハーバーラタ~ナラ王の冒険~」2012ふじのくに・世界演劇祭

SPACの設立は1995年、初代芸術総監督を務めた鈴木忠志氏が、旧清水市の出身であったことが設立のきっかけとなった。「芸術と地域」について当時の知事はじめ行政と意見交換する中、「文化による地域づくり」の構想が生まれ、県は1996年、「静岡県舞台芸術振興構想」を発表。舞台芸術創造の場として、日本平に野外劇場や稽古場を備えた約21ヘクタールの舞台芸術公園を整備。成果発表の場として専用劇場となる静岡芸術劇場を含む大規模な公立文化施設を建設した。

日本初の試み、困難な道のり

「黄金の馬車」2013ふじのくに・世界演劇祭

SPACは、予算執行権と人事権を有する芸術総監督を置き、専用の稽古場と劇場を持つ、日本初の本格的な欧米型演劇集団。

「芸術総監督に大きな権限を持たせること、専用劇場を作ること、いずれも前例のないことでしたから、実現には大変苦労をしたと聞いています」と、静岡県文化・観光部文化学術局文化政策課の京極仁志課長。

特に、公立劇場は県民誰もが公平に使えるのが通常という概念の中にあって、SPACのみが使用する専用劇場の建設には大きな議論が持ち上がった。

静岡県コンベンションアーツセンター(通称:グランシップ)

しかし、専属劇団、専属使用を否定しては、劇場は単なる貸しホールの域から出られず、劇場固有の創造活動は難しい。県は、県条例で専用使用を明文化し、劇場と劇団の一体化を図った。

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