カラーブランド戦略「くまもとの赤」

県産農林水産物を消費者に分かりやすくアピールするため、イメージカラーを"くまもとの赤"で統一。知名度アップや消費拡大を狙う、熊本県のカラーブランド戦略に迫った。

「火の国くまもと」には、おいしい"赤"がある。

今もなお噴煙をあげる阿蘇の火口に、火振り神事、大文字焼き、不しらぬい知火...と、何かと火にまつわる伝承が数多く残っている「火の国」熊本県。豊かな自然に恵まれたエリアには、トマト、スイカ、イチゴ、さらにはあか牛、天草大王(赤鶏)、真鯛、赤酒というように、"赤"をまとったおいしい農林水産物や加工品がたくさん生産されている。

そこで熊本県では、昨年11月から「火の国くまもと」を象徴する赤をイメージカラーに、"くまもとの赤"の農林水産物や加工品を全国に発信。知名度をアップさせ、消費拡大を図る。

昨年度、"くまもとの赤"のブランド推進にあたり、熊本県は首都圏や関西圏、九州などを対象に"くまもとの赤"の認知度調査を行った。すると、今年1月の時点で認知率は16.5%。

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