「ものづくり」を核に、多面的な魅力を発信

日立市・吉成明市長インタビュー

日立製作所の発祥の地であり、工業都市のイメージが強い日立市。しかし近年には、新駅舎の完成に伴う商業開発や農林水産の資源を活かした地域ブランドの開発が進み、新たな魅力が生み出されている。

――日立市の産業インフラや地域資源をどのように捉えていますか。

吉成 日立は、明治38年(1905年)の日立鉱山の開発からスタートしました。その鉱山を近代化するためには電気と動力が必要で、小平浪平さん(日立製作所創業者)が、当時はドイツなどから輸入していたモーターを自分たちで作ろうとしたのです。

当初は5馬力のモーターでスタートした、本当にベンチャー企業だったのです。やがて電気関係は鉱山から関連企業まで広がり、ものづくりのまちとして発展してきました。

――地理も特徴的な地域です。

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