トップを引き付ける花街の経営力
京都の経済人らを取材する中で、「京都のビジネスの基本は花街にある」といった言葉をたびたび耳にした。
経営者にそう言わしめる花街の力とは、どのようなものだろうか。
そもそも京都の花街は、どのような仕組みで運営されているのだろう?『花街の経営学』『舞妓の言葉』(いずれも東洋経済新報社)の著者である京都女子大学准教授の西尾久美子さんに尋ねた。
「花街には、芸舞妓を育成する置屋(注1)と『お座敷』を取り仕切るお茶屋があり、いずれも経営者の大多数は女性で『お母さん』と呼ばれています」(図1参照)。
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