「釣れるエサ」を武器に世界市場に挑む

釣りエサでは日本、中国、韓国でシェアトップのマルキユーが、イギリスでの支社設立や外国人社員の採用など積極的にグローバル化を進めている。その狙いは世界市場だ。

「オーストラリア、ベトナム、タイ、ミャンマーなども進出
の可能性がある」と語る宮澤社長

創業102年を迎える釣りエサ・用品メーカーのマルキユー。同社は全国トップシェアの釣りエサを中心に釣り用品やロッド、ルアーの製作・販売も手掛けており、釣りエサでは既に韓国でシェア40%(1位)、中国でシェア30%(1位)を誇る。この釣り具業界のトップブランドが、2010年にイギリスに支社を設立したのを皮切りに、世界市場の開拓に挑んでいる。

同社の宮澤政信社長は積極的な海外展開について、日本市場の停滞を理由に挙げる。

「日本国内における釣り業界のピークは1997年で、その後、ブラックバスが害魚として法規制を受け、02年には海上人命安全条約が改正されて全国の国際港が立ち入り禁止となって釣り場も減りました。その結果、市場が97年から4割縮小しています。国内の釣り人口も01年の1690万人から約970万人まで減少しており、海外展開は必然でした」

世界市場を見据えた環境対策も

宮澤氏は近い将来、海外での売り上げを倍増させ、総売り上げの4割を得たいと語る。

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